「Open Studiesって何なんだろう…」という疑問はまだ残っているのですが…、一応概要は以下のようになりそうです
Clinicaltrialx.gov CMX001情報
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT01143181?term=hsv&recr=Open&rank=20
CMX001は、合成ヌクレオチド類似体シドフォビル(CDV)から成る経口投与脂質複合体(何やら良く分かりませんが、dsDNAに対抗する物質のようです…汗)で、小腸で吸収 → 浸透圧などにより自然に体内に広がるように考えられています。
CMX001が細胞内でどのように作用するかは、ちょっと専門的すぎて理解できなかったのですが…、
今回の治験では、ウイルス感染・疾患に関係なく、
- 3か月間CMX001を投与する。
- 成人に対しては、週合計投与量が体重1kgあたり4mgを超えない範囲で、週当たりCMX001を200mg(すなわち、週1回200mg、または週2回100mg)投与し、
- 12歳以下の子供に対しては、体重1kgあたり最大4mg(つまり、体重1kgあたり4mgを週1回、もしくは2mgを週2回)投与する
模様です。
HSVとの関連についてですが、同治験情報HPを見てみると、参加条件の一つに…、
「現在、HSVなどで生命を脅かされるような状況にある方」
も対象になっているようです!
この治験は、現在アメリカ国内24か所で実施されているようで、結果が分かるのはしばらく先になるでしょうが、期待したいところです…。
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