2013年11月30日土曜日

とある論文について…(3)

先だって紹介した、
Efficacy of the anti-VZV (anti-HSV3) vaccine in HSV1 and HSV2 recurrent herpes simplex disease: a prospective study (「HSV 1 & 2 における VZVワクチンの効果」)
という論文に関してなんですが、これに関しては、本当に色々と調べました… (-_-;)

日本でも比較的手軽に入手可能な「水痘ワクチン」で、HSV1や2の症状を抑えることができるのであれば、これは対処法として非常に良いのではないか!と考えたからです。

特に、私が疑問として思ったのは…、
振り返ってみれば、小さいときに水疱瘡のワクチン注射してもらったのに、何でHSV1や2に感染するん…?
というところでした!

これに関しては諸説あるようなんですが、私が最も「なるほど!」と思ったのは、「水痘ワクチンの効果は約5年~10年で切れる」というもので、大体日本では1~4歳ぐらいの時にワクチンを接種することを考えれば、大体中学生(経験上、多分もっと長いこと大丈夫だろうと思うのですが… 汗)ぐらいになるとワクチンの効果が切れてしまう(もしくは弱くなってしまう)と考えられるわけです…。

確かに、「なるほど!」とは思ったのですが、そこは私銭形も疑り深いものですから…、またもや疑問に思った訳です…。

そういえば、大学生の時に水疱瘡にかかったんだけど、それでもかかるのかなぁ…

ちなみに、これに対する答えは、まだ見つかっておりません… (ー_ー)!!


この研究、前にも書いたように…、ツッコミどころ満載でして… (^_^;)

例えば、
どのようなメカニズムでVZVワクチンがHSV1や2に作用するのか?
といった根本的な部分に関しては、全く説明を加えていないのです!


なかなか、魅力的ですが、「う~ん…」と考えてしまう研究なのでありました… (-_-)


* ちなみに、ウイルスの排出に関しては、調査していなかったように思います…。


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