今月17日~20日(2011年9月)まで、アメリカのシカゴで 51st Interscience Conference on Antimicrobial Agents and Chemotherapy (ICAAC) が開かれたようで、そこでHSVに対する治療について注目の発表が2つほどあったようです!
その一つは、AIC316の治験Phase II結果に関するものでして、この情報については、以前まとめていたと思います…。(興味のある方は、「AIC316 Phase II 結果!」を参照してください…)
そして、注目のもう一つが、みなさんも知りたいと考えている…、
「新しいHSV治療薬ってどういうのがあって、効果ってどうなの?いつごろ出来上がるの?」
という疑問に答えるもののようです…。
2011年9月21日水曜日
CMX001 治験情報
昨日UPしたCMX001についてですが、ちょっとネットで探してみたら、ClinicalTrials.gov中のOpen Studiesに掲載されていました。
「Open Studiesって何なんだろう…」という疑問はまだ残っているのですが…、一応概要は以下のようになりそうです
Clinicaltrialx.gov CMX001情報
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT01143181?term=hsv&recr=Open&rank=20
「Open Studiesって何なんだろう…」という疑問はまだ残っているのですが…、一応概要は以下のようになりそうです
Clinicaltrialx.gov CMX001情報
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT01143181?term=hsv&recr=Open&rank=20
2011年9月20日火曜日
CMX001 Phase II 中間発表?
アメリカ、ノースカロライナにあるバイオ系製薬会社Chimerixが開発しているCMX001という新薬について、51st Interscience Conference on Antimicrobial Agents and Chemotherapy (ICAAC)年次大会で発表されたようです。
CMX001(現在、治験Phase II)は、抗ウイルス性の高いシドホビル二リン酸と脂質を組み合わせて作られており(←あまりに専門すぎてわかりませんでした…汗)、二本鎖DNAウイルスをターゲットに作用するように設計されているもののようです…。
二本鎖DNA(dsDNA)に関しては、以前DRACOについて書いた時に多少説明したと思いますが…、CMX001に関するこの研究も、基本的にはDRACOと同じように、
「生物が増殖する際には、dsDNAを生じない」
という点に着眼していると考えられ、これまでにもサイトメガロウイルス、アデノウイルス、HSVなどの様々なdsDNAウイルスに対する効果が検証されてきたようです。
今回の発表では…、
CMX001(現在、治験Phase II)は、抗ウイルス性の高いシドホビル二リン酸と脂質を組み合わせて作られており(←あまりに専門すぎてわかりませんでした…汗)、二本鎖DNAウイルスをターゲットに作用するように設計されているもののようです…。
二本鎖DNA(dsDNA)に関しては、以前DRACOについて書いた時に多少説明したと思いますが…、CMX001に関するこの研究も、基本的にはDRACOと同じように、
「生物が増殖する際には、dsDNAを生じない」
という点に着眼していると考えられ、これまでにもサイトメガロウイルス、アデノウイルス、HSVなどの様々なdsDNAウイルスに対する効果が検証されてきたようです。
今回の発表では…、
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