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2011年10月9日日曜日

Tenofovir 治験(Phase 4)開始!

以前、「治験検索サイト情報」で紹介した…

ClinicalTrials.gov
http://clinicaltrials.gov/ct2/home

を検索してみたところ、「おっ!」と思うような情報が表示されました…!

それがまさしく、今回の投稿のタイトルにある、

「Tenofovirの治験参加者、現在募集中!」

ということであります!

2011年9月13日火曜日

HSV 研究・治験21! (4 & 5)

4. CAPRISA 004, FACTS 001 & FACTS 002

いずれも、Gilead Sciencesが進めているHIV、HSV2感染予防を目的とした治験(Phase III)の名称です。治験自体はアフリカで行われているのですが、2011年9月に治験が開始される予定(9月1日現在で被験者を募集中…)のようです。

FACTS001は2,200名の女性(18-30歳)を対象とした大規模な治験となるようですが、FACTS002は対象者を「16-17歳の女性」(合計2,200名)としていることから、FACTS001よりも対象を絞ったものになっているようです。いずれの治験も、約2年間行われる予定のようです。

FACTSに関してはこのブログでも以前取り扱ったことがあると思いますが、女性の膣内に塗って使用する「Vaginal Gel(膣内に塗るジェル、テノフォビル1%を含む)」を使った治験で、もともとは「女性のHIV感染を防ぐ」ために計画されたのですが、HSVにも効果があることが判明し、「HSV感染防止」も治験の対象となったようです。治験Phase IIbでは、HIVに関しては39%、HSVに関しては51%、感染を低減させることに成功したようで、コンドームに塗って使うHSV感染防止薬「Vivagel」よりも早く市場に出るのではと期待されています。

【最新記事】


2011年9月7日水曜日

Vaginal Gel Trial Phase3 in Africa

VivaGelが男性のコンドームに使用するジェルであれば、当然女性の膣内に使用するジェルもあるわけでして…。

それが今回紹介する Vaginal Gel(女性性器用ジェル) というわけです!

今現在、Vaginal Gelの治験は、HIVならびにHSV-2(性器ヘルペスの原因ウイルス)感染防止を主たる目的として行われているのですが、開発自体はずいぶん前から行われているようで、今現在はFACTS 001というプロジェクト名称のもとで実施されているようです。

* FACTSという名称は、Follow-on African Consortium for Tenofovir Studies から来ているようで、テノフォビルという薬剤に関する研究を継続的に行うことを目的として結成されたアフリカ圏内の共同研究組織みたいなもののようです。

FACTS 001は、昨年まではCAPRISA 004という名称の下で治験(Phase II)が実施されており(場所は南アフリカのクワズルナタールというところらしい…)、合計900人の女性にVaginal Gelを処方した結果、