少し長くなりますが、お付き合いください…。
2011年12月の投稿 「ヘルペス再発遺伝子発見!」 の後、少しお休みをしていたのですが、実は2012年が明けてしばらくして、ある論文をひょんなことから見つけてしまったのです…。
その論文は…
日本でも簡単に接種できるワクチンに関する
ものでして… (-_-メ)
その論文を読んでから、実は色々と考えてしまったわけです…。
- 【論文の概要】
まず、ヘルペスウイルスについて基本的なところから復習してみますと…、
HSV = ヘルペスウィルス・グループ なのですが、この下位分類として、
HSV1 = 口唇ヘルペスを起こすウィルス
HSV2 = 性器ヘルペスを起こすウィルス
HSV3 = 水疱瘡ウイルス
の3つがあるとされています。
今現在、抗ウイルスワクチンの中で安全&効果があるとして世界的に認められているものは、1974年に大阪大学微生物学研究所の高橋理明教授が開発された 「水痘ワクチン(VZVワクチン)」 が有名ですね。
通常の医学書を見てみると、
「水疱瘡ワクチンを接種しても、口唇ヘルペス、性器ヘルペスには効かない」
とされており、私も、「そうなんだなぁ…」と納得していたのですが…、
先に挙げた論文は、それとは若干異なる可能性を示唆していたのです!
- 【すごいなぁ!と思った反面…】
正直、この論文を読んで、
「すごいなぁ!へぇっ!」
と思いました!
ですが…、
「これは公開しても良いモノだろうか…」(ー_ー)!!
と考えた時、
「う~ん」
と考え込んでしまったわけです…
当然、この記事を公開すれば、何人もの方が保健所や病院に行くことが考えられます。
そうなると、当然のことながら…、
「なんで、最近…?」
と病院の先生方は考えると思ったんです…。
そして、
「調べてみたらこのHPに載ってた記事が原因だった!」
ということになれば…、
素人の銭形が責任なぞ取れるわけはないわけです…。
当然のことながら、お医者さん達からは、
「そんな全く根拠のないものを書くな!」
と非難されることは十分あり得るわけでして、その可能性を恐れたわけです…。(-_-;)
- 【というわけで…】
今回、この論文についての記事を書くことにした理由としては、
実は、この論文、
「う~ん、ホンマかいなぁ…」
というツッコミ所満載なのであった… (^_^;)
ことが分かったからです!
実際に、色んな研究者が 「ちょっとオカシイんちゃうん?」 という意見を出しているようでして…。
特にその中でも強烈な批判としては、
「何で効果があるのか、その理由を全く説明していない!」 (-_-メ)
というものがあり…。
ひょっとしたら、ホンマに マユツバモノ かもしれません…。
今回紹介した論文、信じるも信じないも、読者であるあなたの判断というところでしょうか…。
PS この記事の元になっている論文に関しては、読者に対する影響が大きいという判断から、タイトルなどの情報を意図的に掲載していません。興味のある方は、ご自身で調査してください。スミマセン… <m(__)m>
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