2013年10月23日水曜日

ブログ再開のお知らせ & ある論文のこと…

少し長くなりますが、お付き合いください…。

2011年12月の投稿 「ヘルペス再発遺伝子発見!」 の後、少しお休みをしていたのですが、実は2012年が明けてしばらくして、ある論文をひょんなことから見つけてしまったのです…。

その論文は…


 日本でも簡単に接種できるワクチンに関する


ものでして… (-_-メ)

その論文を読んでから、実は色々と考えてしまったわけです…。


- 【論文の概要】


まず、ヘルペスウイルスについて基本的なところから復習してみますと…、


 HSV = ヘルペスウィルス・グループ なのですが、この下位分類として、

   HSV1 = 口唇ヘルペスを起こすウィルス
   HSV2 = 性器ヘルペスを起こすウィルス
   HSV3 = 水疱瘡ウイルス


の3つがあるとされています。


今現在、抗ウイルスワクチンの中で安全&効果があるとして世界的に認められているものは、1974年に大阪大学微生物学研究所の高橋理明教授が開発された 「水痘ワクチン(VZVワクチン)」 が有名ですね。

通常の医学書を見てみると、


 「水疱瘡ワクチンを接種しても、口唇ヘルペス、性器ヘルペスには効かない」


とされており、私も、「そうなんだなぁ…」と納得していたのですが…、


先に挙げた論文は、それとは若干異なる可能性を示唆していたのです!


- 【すごいなぁ!と思った反面…】


正直、この論文を読んで、


 「すごいなぁ!へぇっ!」


と思いました!


ですが…、


 「これは公開しても良いモノだろうか…」(ー_ー)!!


と考えた時、


 「う~ん」


と考え込んでしまったわけです…


当然、この記事を公開すれば、何人もの方が保健所や病院に行くことが考えられます。


そうなると、当然のことながら…、


 「なんで、最近…?」


と病院の先生方は考えると思ったんです…。


そして、


 「調べてみたらこのHPに載ってた記事が原因だった!」


ということになれば…、


素人の銭形が責任なぞ取れるわけはないわけです…。


当然のことながら、お医者さん達からは、


 「そんな全く根拠のないものを書くな!」


と非難されることは十分あり得るわけでして、その可能性を恐れたわけです…。(-_-;)



- 【というわけで…】


今回、この論文についての記事を書くことにした理由としては、


実は、この論文、


 「う~ん、ホンマかいなぁ…」


というツッコミ所満載なのであった… (^_^;)


ことが分かったからです!


実際に、色んな研究者が 「ちょっとオカシイんちゃうん?」 という意見を出しているようでして…。


特にその中でも強烈な批判としては、


 「何で効果があるのか、その理由を全く説明していない!」 (-_-メ)


というものがあり…。


ひょっとしたら、ホンマに マユツバモノ かもしれません…。



今回紹介した論文、信じるも信じないも、読者であるあなたの判断というところでしょうか…。



PS この記事の元になっている論文に関しては、読者に対する影響が大きいという判断から、タイトルなどの情報を意図的に掲載していません。興味のある方は、ご自身で調査してください。スミマセン… <m(__)m>


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