2017年5月12日金曜日

Herpotherm、結構イケルかも (^^)/

銭形です!


今回は、先日ご紹介した Herpotherm について調べてみました。Herpotherm 自体、口唇ヘルペス(HSV1)に対応しているものなので、「性器ヘルペスについてじゃないんだぁ…」という方は ゴメンナサイ m(__)m


ちなみに、Herpotherm はこんな感じの商品です!安心のドイツ製のようです☆





あまり時間がなかったのと、上手く専門的な部分(特に、感覚神経にあるTRPV1(トリップ・ブイワン)というイオンチャネルに関する部分)がイマイチ分からなかったので、ちょっと中途半端な解説になっているかと思いますが…、ご容赦くださいませ… (´・ω・`)


さて、今回参考にした論文ですが…、


The use of local concentrated heat versus topical acyclovir for a herpes labialis outbreak: results of a pilot study under real life conditions


というもので、要は…、

  Herpotherm をつかった局所熱治療とアシクロビアを使った治療を比較してみました!


というもので、かつてはやった「ガチ ホコ・タテ対決」みたいなものです☆(^^♪





論文自体は 2013年に出されたもののようです。ただ、Dovepress という医科学系の論文でオープンアクセス可能なサイトに掲載されていたものでして、医学を専門に勉強されている方々からすれば…、


  「うーん、胡散臭いなぁ…」(´・ω・`)


と批判されてしまうでしょうが…、まぁ、とりあえず、まとめてみました… (^_-)-☆


(1)研究の概要

研究の概要は、先にも書いているように、「Herpotherm をつかった局所熱治療とアシクロビアを使った治療を比較してみました!」というもので、被験者からの自己評価や水泡の数などを基に評価を行っています。


(2)調査の概要

調査は、2012年の4月から11月にかけて実施されたようです。

調査に参加した人(合計103名)の内訳は、以下の通り。


Herpothermアシクロビル
男性1316
女性3836
年発症回数
1-2回1017
3-4回1721
5-6回179
6回以上75
治療経験
自宅での治療911
アシクロビル3642
ペンシクロビル104
Herpotherm31
処方薬72
前駆症状平均
1回711
2回1419
3回136
4回109
4回以上77


  • Herpotherm グループ
    • 合計:51名(男性13名 女性38名)
    • 使用頻度:発症してから1日5回、計5日間使用
    • 水泡部を4秒間、50度~53度の温度で刺激する

  • アシクロビル グループ
    • 合計:52名(男性16名 女性36名)
    • 使用頻度:発症してから症状がでなくなるまで
    • アシクロビルを一日5回服用

(3)さて、結果は…?

患部の「熱」、「かゆみ・チリチリ感」、「腫れ」に関する被験者からの自己申告を基に、以下の結果が得られたようです。


・患部の「熱」について





縦軸が被験者が感じる「患部の熱」レベルで、横軸が発症からの日数です。

明らかに、LCH(Local Concentrated Heat)局所熱治療の効果が高いことが分かります。おそらく2日目ぐらいにはかなり楽になっているのではないでしょうか?


・患部の「かゆみ・チリチリ感」について




縦軸が被験者が感じる「患部のかゆみ・チリチリ感」レベルで、横軸が発症からの日数です。


先に示した「患部の熱」と同じく、LCH(Local Concentrated Heat)局所熱治療の効果が高いことが分かります。


・患部の「腫れ」について




患部の「腫れ」についても、LCHはかなりの効果が見られることがわかります。


・全体的な患者のQOLについて





「症状が少なくなった・小さくなった」といっても、それが生活上の実感として「楽なった」と思えなければ、さほど効果があったとは言えません…。

そこで、その際に重要な指標となるのが…、


  QOL(Quality of Life)生活の質


と言われるものです。

上のグラフは、縦軸が上にいけばいくほどQOLが阻害されてしまうことになるので、下に下がるほど「QOLは良くなる」ということになります。

この結果でも、LCHはとても効果を上げていることが分かります!


(4)で、なぜ熱をあてると症状が軽くなるの?

効果があることは分かったのですが、


  その科学的理由は何なのよ? "(-""-)"


という質問が当然のことながら出てくるわけでして…、それについても「仮説」という形でこの論文では2つほど紹介されています。


ざぁっと見てみると…、辛味の成分カプサイシンにも反応することで知られている Transient receptor potential vanilloid subfamily member 1(TRPV-1)トリップ・V1というものが関係しているようなんですが… "(-""-)"


  正直、何が書いてあるのか、知識不足で分かりませんでした… (´・ω・`)


スミマセン…。


もう少し勉強してから出直してまいります… m(__)m


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というわけで、今回は


  「Herpotherm っていうモノ、結構効果があるらしいよ」


ということを報告することで終わってしまいました…。


また、最後の部分を読んでみて、理解ができたら、またブログにUPしたいと思います!(^^♪ リベンジです!

ちなみに、Herpotherm はアマゾンUKで入手できるようなのですが、海外発送とかしてくれるのかなぁ…。ドイツからだから、う~ん、どうなんだろう…。

多分、アメリカのAmzonは、アメリカに届け先がないと送ってもらえなかったと思うんですが…。ちょっと自信ないです…。


詳しい方がいらっしゃいましたら、また教えてくださいませ!


以上、今回は Herpotherm についてまとめてみました☆(^^♪


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