2011年9月25日日曜日

HSV 研究・治験21! (13 & 14)

13. CELLECTICS (HSV1)

元記事の投稿者も「これについてはあまりよく知らない」らしいのですが(汗)、このCELLECTICSが開発している抗ヘルペス薬は、HSV1に対応したもので、「DNA剪定ばさみ」とも称されるメガヌクレアーゼ(meganucleases)を使ったもののようです。

別のサイトで調べてみると、このメガヌクレアーゼは単細胞生物に広く存在するようで、あるの構造的特徴を持つDNAを特定し、そこで切断することが出来るようなんです!


今のところ、「そのメガヌクレアーゼをどのように感染箇所まで運ぶのか…」といった詳細までは分からないようですが、もしこれが完成するとしたら完治に向けた非常に大きな一歩となることでしょう!

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14. GenVec (HSV-2)

こちらの方はHSV2に対応したワクチンで、HSV2の予防と治療の両方を対象としたもののようです。

(あまり大したことは書いてないのですが…)開発しているGenVecのホームページによると…、


アメリカでは年間約160万人の人がHSV2に感染しており、そのうち約500,000人がHSV2の症状に苦しんでいると言われている。少なくとも、アメリカでのHSV2感染者は4000万人いると考えられており、発展途上国での感染率はそれよりもずっと高く、HIVとの同時感染も多いと言われている。HSV2に一度感染すると、定期的にウイルスが排出され、治療が非常に難しい。現在のところ、承認されているワクチンは無く、一般的には抗ウイルス剤による対処療法が適用されているが、必ずしも利便性に富む治療ではないこと、経費もかさみ、耐性HSVウイルスの発生も懸念されることから、HSV2の発症・排出抑制・感染予防に対する新しい対応が望まれている。アメリカでのHSV2に対する医療費は1000億円にも上ると言われている…。


GenVacが2011年9月に行った公式発表を見ると、抗HSV2ワクチンは「研究室での検証段階(Proof of Concept Data)」のようです。

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