Pages - Menu

2017年7月8日土曜日

【これは必見!】アメナリーフ錠!特設サイト(^^)/



マルホさんのホームページを見ていたら、

  なっ、何と!
  アメナリーフ錠の特別サイトが新しく出来ている( ゚Д゚)

ではありませんか!

  「これは絶対に見なければ!」

と思い、仕事をほっぽり出して今まで見ておりました☆(^^♪


仕事をほっぽり出して見ただけの甲斐がありました!( `ー´)ノ

これまで、素人知識ながらも色々とアメナリーフのことについては、自分なりに伝えてきたと思うんですが…、

  それらをはるかに上回る、非常に充実した内容!

となっています。

以下のURLから見ることが出来ますが、「医療関係者向け」となっておりますので、「我こそは、医療関係者也…」と自負している方は、いずれかの選択肢を「ポチっ」と押してから先に進んでください。
https://www.maruho.co.jp/medical/amenalief/
「ポチっ」と押す時は、こんな感じでイキましょう(^^♪



そこで、今回は、私が記事を読んでみた中で

  「オオオオッ!」( `ー´)ノ

と思ったところをいくつかピックアップしてみたいと思います。


(1)製品開発の経緯

まず、「製品開発の経緯」なんですが、この記述の中には、「アメナリーフが帯状発疹と単純ヘルペスに対抗するための新薬として開発された」ことが明確に書かれています!

【開発の経緯】
https://www.maruho.co.jp/medical/amenalief/products/means.html 
 アメナリーフ錠は、本邦で創製された非核酸類似体のアメナメビルを有効成分とする、新規作用機序の抗ヘルペスウイルス薬です。
アメナメビルは、ヘルペスウイルスDNAの複製に必須の酵素であるヘリカーゼ・プライマーゼ複合体* の活性を阻害することで、二本鎖DNAの開裂及びRNAプライマーの合成を抑制し、抗ウイルス作用を示します1)。一方、これまで本邦で承認された経口抗ヘルペスウイルス薬はすべて核酸類似体であり、デオキシグアノシン三リン酸と競合的に拮抗してウイルスDNAの複製を阻害することで抗ウイルス作用を示します。このように、本薬は、既存の経口抗ヘルペスウイルス薬と作用機序が異なるため、交差耐性を示しません(1)。
アメナメビルは、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)及び単純ヘルペスウイルス(HSV)に対して高い抗ウイルス活性を有することが確認されており(in vitro)(1)、国内外で帯状疱疹及び単純疱疹を対象疾患とした開発が進められました
本邦で実施した帯状疱疹患者を対象とした臨床試験の結果、1日1回400mg食後投与での有効性が示されました。また、認められたベネフィットを踏まえると安全性は許容可能と判断されたことから、2017年7月に「帯状疱疹」の適応症で製造販売承認を取得しました。
*DNAヘリカーゼ、DNAプライマーゼ及びDNA依存的ATPaseの活性を有する酵素複合体
(1)Chono, K., et al.:J Antimicrob Chemother, 65(8), 1733(2010)

加えて、「本邦で実施した帯状発疹患者を対象とした臨床試験の結果…」というところを見ると、何やら…、「今後、安全性などが十分に確認されれば、単純ヘルペスに適用することもアリ?」と考えているかもしれないですよね…。

それとも、「まず、日本で安全性と薬剤の効果に関するデータを広く収集し、次に海外で帯状発疹&性器ヘルペス向け新薬として承認してもらう」ことを考えているのかもしれません… ( `ー´)ノ

いずれにしても、妄想は膨らむばかりですね…!(^^♪


(2)実際の効果は?

帯状発疹に関するものですが、色々とデータが公開されておりました…。
下記の表ならびに詳しくは、こちらのホームページでご確認ください。

・投与開始から4日目までの新皮形成停止率
ヘルペスができると、皮がブヨブヨになって、膿みたいなヘロヘロの皮ができますよね…。「そのヘロヘロの皮が、薬を投与して4日間でどのくらい形成されなくなったか」ということのようで、要は「ヘルペスの活性化を抑えることができた割合」ということなんだろうと思います。(素人考えですが…)


見てみると、パラシクロビルが75.1%となっているのですが、アメナリーフは81.1%となっており、結構優秀な成績となっていることが分かります!

完全痂皮化までの日数
いわゆる、ヘルペスがヘロヘロ状態から完全に乾燥してしまった状態までの日数のことを指しているかと思います。

パラシクロビルが大体4日ぐらい、アメナビルでも4日ぐらいということなので、あまり変わりはないのかなぁ…、と思います…。
治癒までの日数
「治った!」という状態までの日数を比較したものです。


パラシクロビルで大体8日ぐらい、アメナリーフで大体9日ぐらいとなってるので、「完全に治った!」というところまでには時間がかかるのかもしれませんね…。
 疼痛消失までの日数
いわゆる、あの「ヒリヒリ」感が無くなるまでの日数かと思います。


パラシクロビルで大体11日間、アメナリーフでも同じく11日間ぐらいとなっているようです。さほど、変わりはないような感じですね…。

ウイルス消失までの日数
これは、血中ウィルスのことなんでしょうか…、よく分からないですが…(汗)。とにかく、ウィルスが消失してしまうまでの日数になるようです。


パラシクロビルが大体4日ぐらい、アメナリーフが5日間ぐらいでウィルスが消失するようです…。

投与開始までの時間別にみた投与開始4日目までの新皮疹形成停止率
ということなんですが…、要は「パラシクロビルとアメナリーフのどっちが早く効くか?」ということを比べたもののようです。


これに関しては、特に「24時間以内に薬を投与した場合」を見ると、圧倒的にアメナリーフ方が効果があることが分かります!
  「ピリッ、と来たら、ハイ、アメナ!
ということかもしれないですね☆(^^♪

(3)以上の結果を見てみると…

そうですね、アメナリーフの効果としてとても特徴的なのは、おそらくは、「その即効性!」にあるのかもしれません…。帯状発疹は特にそうですが…、

「ピリッ」とした痛みを感じて、「まぁ…、このくらいなら大丈夫だろうなぁ…」と思っていたら、次の日には大変なことになっていた!

 ということはよくあります!

実際に私も帯状発疹になったときは、そんな感じでした…!

ですから、この即効性というのは、結構大きな武器になると思うんですね♪(^^)/

さらに!このアメナリーフの最大の武器は…、

パラシクロビルなどとは作用機序(要は薬剤が作用するプロセス)が全く異なるので、バルトレックスなどの従来の薬剤に耐性を持つウィルスに対しても大きな効果があると期待できる

という点です(^^♪

従来の薬剤に対する耐性を持つヘルペスウィルスに感染すると、非常に重症化する可能性が高く、お医者さんとしても「対応のしようがない…」ので、状況としては最悪のものになる可能性があります…。

そこに全く異なるプロセスで作用するアメナリーフが現れることで、お医者さんが選択できる選択肢が大きく広がるわけです☆

これは、非常に大きいですよね!

加えて、もう一つの選択肢としては、

パラシクロビルなどのこれまで良く使われていた薬剤と併用することも可能かと思われる

ので、「ヘルペスをさらに効果的にコントロールできる可能性が高まる」ことも考えられます☆

1つの新薬が出てくるだけでも、治療方法やその選択肢がこれほど広がるんですね!


是非、将来的には単純ヘルペスへの適用も考えてほしいと思うところです…!



マルホの民よ…、考えておくれ…!


今回は新しく公開されたアメナビルの情報についてお届けしました。

マルホさんのホームページ、とってもスゴイので、
是非、お時間がある時にでも「医療専門家」として訪問してみてください☆


また、次回の投稿でお会い致しましょう(^^)/


0 件のコメント:

コメントを投稿