私も専門ではないのでよく分からない部分も多いのですが…。
どうやら、このICP0というのは、HSVウイルスの増殖と潜伏感染からの再活性化と深くかかわっている遺伝子(?)のようで(スミマセン、詳しくはわかりません…汗)、この遺伝子を機能しなくすることにより、弱毒化(Attenuated)したHSVウイルスを作ることができるようなんです…!
ここまで読んだ人は、おそらく、「ふ~ん…」という反応なんでしょうが、この研究のスゴイところは、その動物実験の結果なんです…。
その一部を見てみると…
まず、図表中の×とその他の記号についてですが、
・ × = ICP0ワクチン未接種のマウス
・ その他 = ICP0ワクチンを接種されたマウス
となっているようです・・・。
そこで、「表AとB」を見てみると…
×(未接種のマウス)ではHSV-2排泄量が少し減少しているのに対し、その他では、6日後にほぼ0になっている!
ことが分かると思いますがこれはつまり…、
ICP0により、発症する確率がすごく低くなるだけでなく、他人への感染も可能性が低くなる
ことを意味すると考えられるわけです!
まだまだ動物実験の段階なので、これからどうなるかは未知数ですが、是非とも研究を続けてもらって、いい結果を残していってほしいと思います!
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